2012年7月8日日曜日

寝不足のとき、イライラする理由

学会発表でまだちゃんとした論文になってないんですが。
先日の日本睡眠学会で発表されたので第一報ということで。


寝不足で不安になったりイライラしたりするのは、脳が不快なものに反応しやすくなる一方、抑制が利きにくくなるのが原因であることを国立精神・神経医療研究センターの三島和夫部長らが突き止めた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120627-OYT1T00845.htm


2012年4月17日火曜日

ネコ(,,゚Д゚)<文明はわしが育てた

という学説があるですよ。
いや、マジでマジで。

古来、日本でも「招き猫」をはじめとしてネコを幸運や繁栄のシンボルとする話は少なくないし、海外でも「ネコの夢は吉」って国は数多く、猫を神としてあがめてた古代エジプトみたいな国もあります。

「ネコのかわいらしさで癒されたから」とか「身近なネコを神聖なもの/幸運のシンボルとして捉えた」なんて解釈もあれば、もうちょっと文化人類学的に「穀物を食い荒らすネズミを捕るネコを繁栄のシンボルとした」なんて解釈をする向きもあるんですが、「ネコが文明を発達させた」って学説に関してはもうちょっと脳科学的な理屈付けがされてたりします。

きょうはそんなお話。

2012年4月9日月曜日

レーザー核融合、連続反応に成功

レーザー核融合、連続反応に成功 光産業創成大学院大など
http://www.at-s.com/news/detail/100112956.html


レーザー核融合発電は、海水に含まれる重水素と三重水素を混合した燃料にレーザーを照射して核融合燃焼を起こし、そのエネルギーを発電に利用する理論。CO2を排出せず、原子力発電に比べ放射性廃棄物も極めて少ないため、次世代技術として注目されている。
爆縮高速点火は、レーザーで燃料を一度圧縮してから、点火する手法で、共同研究では、レーザーの連続照射装置を開発。燃料の2対の重水素の薄膜を回転させ、2方向から照射することで、核融合反応を毎秒1回のペースで連続的に起こすことができたという。今後は実用化に向けて、レーザー装置の高出力化などに取り組む。
今回の成果は9日、米国物理学専門誌「フィジカル・レビュー・レターズ」電子版に掲載される。

おおおおお!
またSFに一歩近づく発明が!


2012年3月24日土曜日

曲がった先を見通します

MITの研究者グループが「角を曲がった先」を写せる技術を完成させたってお話。

Recovering three-dimensional shape around a corner using ultrafast time-of-flight imaging
Andreas Velten, Thomas Willwacher, Otkrist Gupta, Ashok Veeraraghavan, Moungi G. Bawendi & Ramesh Raskar

http://www.nature.com/ncomms/journal/v3/n3/full/ncomms1747.html

















壁の向こうに隠れた上の写真の人形が、下の画像みたいに写せたとのこと。

ちょっと崩れてる部分はあるけど、ちゃんと人型であることははっきりわかる。

では、この「回り込み」写真はどのように撮られたのか?

2012年2月26日日曜日

体力がないと物事を決められなくなる? -疲労と決断ー

イスラエル・ベングリオン大学のShai Danzigerらの報告。

「人間、疲れてくると物事の決め方がいいかげんになる。
ぶっちゃけ、7割OK出してたような決定も、昼飯前にはゼロになるよ-」ってお話。

まあ、ありそうな話ではあるんだけど、刑務所の仮釈放申請なんてけっこう深刻な場所で、かなりはっきり差のある結果が出ちゃったんだよなー。


Proc Natl Acad Sci U S A. 2011 April 26; 108(17): 6889?6892.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3084045/?tool=pubmed

Extraneous factors in judicial decisions
Shai Danziger,a1 Jonathan Levav,b1,2 and Liora Avnaim-Pessoa


2012年1月31日火曜日

「鼻にベーコンでも詰めとけ!」

米気管食道科学会の学会誌に「鼻血なら塩漬け肉鼻に突っ込んどけよ」って論文が掲載された、というお話。
イヤ、マジでマジで。






「グランツマン血小板無力症患者におけるコントロール不能な鼻出血に対する塩漬け豚肉を用いた圧迫止血法」
Nasal packing with strips of cured pork as treatment for uncontrollable epistaxis in a patient with Glanzmann thrombasthenia.

2012年1月24日火曜日

糖尿病直すならちょっと時間の運動でOK!

ただし、息が切れて動けなくなるほどの激しい運動が必要なようだが。


カナダ、マクマスター大学のMartin Gibala教授は、短時間の高強度運動が血糖値どのような影響をもたらすかを検討した。

肥満の糖尿病患者に2週間、週3回の高強度トレーニングを課した。
このトレーニングは、高強度運動を1分間行って1分休み、合計10分になるまで繰り返すというもので、このときの運動強度は心拍数が最大値の90%までとして行った
ちなみにこの強度は「1分後には息が切れて、話すこともできない」くらいの強度だ。